YUKIKOMIZUTANIでは2024年5月17日から6月15日まで、韓国出身のアーティスト、ノ・サンホによる個展「GHOST BRUSH」を開催いたします。

インターネットというデジタルの仮想世界で日々遭遇する低解像度の画像を収集、複製、変形させ、絵画や彫刻、映像に落とし込むことを独自のスタイルとするノ・サンホの作品は、そのキャッチ―でカラフルな印象だけにとどまらず、見る人にある種の畏怖や恐怖をも感じさせる熱烈なインパクトを残します。

若き新星の圧倒的な作品の数々を是非ギャラリーにてご高覧ください。

※本展覧会のタイトルは、MMCA Koreaのキュレーターであるイジ・ホンがノ・サンホの芸術活動について書いたエッセイ「The Unmelting Snowman and the Ghost Brush」（2024年）に由来します。

NOH Sangho（ノ・サンホ）

1986年生まれ。  
2013年にホンギク大学で版画の学士号を、2022年にソウル国立科学技術大学で美術の修士号を取得。 2014年、国立近代・現代美術館の「YoungExploration」に選出され注目を集める。2016年にはイ・サンウク賞（韓国現代版画家協会）を受賞。これまで、ARARIO GALLERY SEOUL、ARARIO GALLER YHANGHAI、ARARIO MUSEUM in SPACEなど、さまざまな機関で個展を開催。 SongEun Art Cube、Ilmin Museum of Art、伊勢丹 The Space、Atelier Hermès、Daegu Art Museum、Kumho Museum of Art、National Museum of Modern and Contemporary Arなどでグループ展を開催。彼の作品は、国立近代・現代美術館のガバメント・アート・バンク、クーハウス美術館、ARARIO MUSEUMなどの機関に収蔵されている。